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ご自宅の立地条件検索方法(ご自身スクリーニング)

ご自宅の立地条件検索方法

専門家に頼まなくても、ご自身で、無償で、ご自宅(または購入予定地)の立地条件を調べることができます。その手順を下記にお知らせします。作業の代行もいたしますのでお気軽にお尋ねください。

1:空中写真の入手 国土変遷アーカイブ

ポイント

同じ時期に撮影した隣接する2枚のペア写真を200dpiで表示してクリップします

  • 空中写真の入手:1
  • 空中写真の入手:2

2:立体視 ステレオ写真(アナグリフ)を作ります

ポイント

ポイント:ステレオ写真を作るフリーソフトを入手します
例えば、ステレオフォトメーカーがあります。

左目を赤、右目を青の眼鏡で見ると立体的に見えます。ショップなどでも売っていますが自作でかまいません。谷筋・尾根筋がはっきりわかります。

  • ステレオ写真:1
  • ステレオ写真:2

ポイント

尾根筋と谷筋の中間くらいに切土・盛土の境があるはずです
「今」の写真に盛土域を重ねてみましょう(レイヤーが使えるペイントソフトが便利)

  • アナグリフを立体視して谷を見つけます。
    アナグリフを立体視して谷を見つけます。
  • 同じ場所の「今」の写真に転記します。
    同じ場所の「今」の写真に転記します。
  • ステレオ写真:3

3:危険度評価

上記の作業で「盛土幅」・「盛土面積」は容易にわかります。さらに、周辺の未開発地の地形や、古い地形図などから、「盛土の深さ」・「地山傾斜角」を推定すれば、側方抵抗モデルで危険度評価が可能です。地表踏査をすれば、もっと確実になります。現在の地形図は、地図閲覧サービスで取得できます。

谷埋め盛土の地震時危険度簡易判定プログラム
太田-榎田モデル(側方抵抗モデル)
フリーソフトですV.4.2
最悪想定と必要抑止力の算出ができます

  • 危険度評価

2011年東日本大震災で事前予測が的中

側方抵抗モデルを用いて、2011年東日本大震災発生前に仙台市太白区緑ヶ丘周辺の木年度評価を行っていました(システム開発の一環で試行的に行われていました)。その結果を2011年の日本地すべり学会研究発表会で報告しました。

2011年東北地方太平洋沖地震による都市住宅域の斜面災害の予測と対策(太田英将・釜井俊孝・村尾英彦)

4:対策工設計

非専門家の方には難しい項目になりますので、専門家にお問い合わせください

作業代行

上記の手順でご自宅の立地条件を、ご自身で確認することができますが、パソコンの知識が少し要ります。当社で代行することもできます。

  • 報告書例

費用

1ヶ所 52,500円(税込)

現場の立会が必要な場合であれば、1日当たり52,500円(税込)+旅費交通費