新年明けましておめでとうございます。
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━ Vol.209 ━ 2016.1.5━
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┃★2016年 新年明けましておめでとうございます
┃ 土工構造物に定量的かつ論理的な仕事ができる年になる予感がします
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■2016年 新年明けましておめでとうございます
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明けましておめでとうございます。
太田ジオは、皆様のおかげをもちまして昨年末に創業後25年が経過し、26年目の
営業となりました。有難いことです。
四半世紀過ぎ、次の世代へ繋いでいくことを考える時期になってきました。次の
世代の太田ジオは、下記のツールをはじめとした最新調査機器・ソフトウエアで、
お客様のご期待に応える成果を出し続けます。
1.フルカラー3Dプリンター ProJet460Plus 1台
2.高精度表面波探査装置 McSEIS-SW 24ch 1セット
3.微動測定装置 McSEIS-MT NEO(3ch) 4セット
4.ミニラム貫入試験機(土壌サンプラー付き) 1台
5.地中音測定装置(ミズミチ探査装置) 1台
6.水華(原位置透水試験装置) 1セット
7.3次元可視化ソフトウエア MVS Premire 1セット
8.3次元FEM解析ソフト RS3 1セット
9.土層強度検査棒 (売るほどあります)
そのほか、いろいろ。
昨年度末に、日本で初めての道路土工構造物に関する技術基準が制定されました
(意外なことに、これまで存在しなかったそうです)。「基準」は常にシンプル
かつ性能規定的です。まだ解説書が出てきていないので具体的な動きに繋がって
いませんが、今年中には発刊され、道路土工構造物(盛土や切土)が、明確な技
術基準のもとに動き始めるようになります。
「道路土工構造物技術基準」の制定 平成27年3月31日
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000495.html
説明資料
http://www.mlit.go.jp/road/sign/kijyun/dokou/siryou.pdf%22page=27
土工構造物にとっての技術基準といえば、土質力学・岩盤力学が主となるものと
思います。「道路土工構造物の強度に強大な影響を与える水について、速やかに
排除できる構造の設計を明確化」と書かれていますので、地下水及び地表水に対
する対処法もきちんとされることでしょう。
土構造物にも論理的根拠に基づいた調査・解析が必須となる年になるのではない
かとワクワクします。(ちなみに、「N値でφを計算しc=0だとFs<1.0となるので
cを逆算します」が拒否され、現地でc・φを計測して、順算法で安定計算する
というトレンドが、昨年後半から徐々に起き始めているようです。土検棒の出番
ですね。)
本年も、引き続きよろしくお願いいたします。
(編集後記)
今夏は省略します。(H.O)