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未固結地盤の3次元可視化技術 |
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ボーリング3本でも3次元可視化は可能です |
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未固結地盤は、人工的な盛土や、ドレーン工法により、その状態を変化させます。土性柱状図だけでは、その分布や、時間的変化を3次元的に把握することが難しいのですが、EVS/MVSを用いれば、容易に表現することができます。また、従来の地域地盤データベースは、柱状図データからその都度地層の連続性を表現する手法を用いていたため、柱状図の所有権の問題からデータの公表に対して制約がありました。EVS/MVSでは、柱状図を元に、ソリッドデータを構築しますので、構築後は元の柱状図データを参照する必要がありません。このため、個別柱状図データを表示する必要がないのでデータの公開に対して、ひとつの障害を取り除くことができる可能性があります。 |
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間隙比eの分布図
埋立地盤直下では上載荷重の増加により間隙比が低下する現象が認められます。また礫層(茶色)が排水層となっている可能性が読みとれます。 |
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単位体積重量γの分布
埋立地盤直下では粘土層の単位体積重量の増加が認められます。 |
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一軸圧縮強度σの分布
埋立地盤直下では沖積粘土層の強度増加が認められます。下部の洪積粘土層内に強度の低い部分が存在しますが、おそらくサンプリング時の乱れによるものと推測されます。 |
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含水比wの分布
ご自身で読み取ってみて下さい。 |